2018年03月06日

師範の作品に浮上させられて

琴線を掴まれると、浮上します…多分。

リンスキー師範作

ストーンヘンジを彷彿とさせる石柱にガンカメラ、そして月下祭。
最初見させて頂いた時にエスコンのシリーズは違えども、この作品(sm1495007)を思い出してしまいました。
月下祭は、アイマスやニコマスに触れる切っ掛けを与えてくれた曲なので、今でも印象の強い曲です。
ゴシプリにナイト帽の千早という、個人的にL4U屈指の美しい組み合わせ。
今までの10年を魅ているかのように感じられました。

さらに作品全体から、「MASTER ARTIST05」で千早がカヴァーした「まっくら森のうた」をイメージしました。先に触れた石柱や土偶達や星空に浮遊する銅鐸。不思議さを感じせてくれる世界観が、そんなイメージを引き寄せてくれたのだと思います。リンスキー師範が、創り出された10年を祝う月下祭なのだろうなぁ。
やがて、月下祭も終わり、色彩のある現実世界に戻ります。
しかし、それでも、夜空と月は、どこか非現実的に感じられる点に余韻を感じました。
夜空の青が深い。

それから、本作品は夜を意識されているからかほぼモノクロとなっています。
その為、この作品(sm24798980)の青空を中心に奥行きを感じさせてくれる色達と対になるように感じられました。何故なら、奥行きの深さいうよりも、濃密さを感じさせてくれたからです。
しかし、何が濃密になっているかは、具体的に表現することが出来ません。正直、よく分からないのですよ。
ただ、恐らく色彩の情報が少ないからこそ、そう感じさせてくれたのだと思います。

凄い作品でした。
posted by 桐野彰 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記