2009年12月05日

玲瓏と温もり

@Club Nights作品を堪能してきました。同じく企画に参加された方のブログでも書かれているでしょうが酒の似合う大人の作品達でした。
ただ、個人的には、レビューカット版でも書かせて頂いた様に全体を通して聴くと、ストイックさの方を強く感じさせられます。
ニコマスMAD作品としては、あらゆる要素を削ぎ落し、歌と楽曲、イメージカラーのスポットライトと冬を思わせる夜空の4点。
アイドルが目の前で踊っているわけでもなければ、エフェクトが舞うわけでもない。
削ぎ落とされた作品は、まるで玲瓏とした輝きを見ているといいますか玲瓏とした響きを持っている様な気がします。研ぎ澄まされたといってもいいのかもしれません。大袈裟な言い方で一笑に付されるかもしれませんが、日本刀の輝きにも似ている印象を持ちました。
そういった観点から見ると、ある意味、聴く側に対して公式曲の良さを非常に強くアピールしているようにも感じられます。
特に歌声が前に出ている点などその表れのように思えました。
実は公式曲の中で一つ好きになれなかった曲があったのですが、そのRemixを聴いた後にオリジナルを聴いてみたら印象が180度変わりました。
その様なことから、企画Pの意図した点は、作品の中で正確に且つ端的に表現されていると私は、思います。

また、ストイックでお洒落であるとともに挑戦的でもあるような気がします。
このRemixをどう文字で表現するかと問われている様にも何故か感じるのです。私としては、作品とガッツリ四つに組んでいるつもりですが、言葉にできなくて尽くいなされているかの様です。曲ごとに鳥肌や背筋に何かが走る。負けっぱなしなのですが、これが不思議と心地良かったりします。
おそらく、各作品が玲瓏さと同時に持っている温もりゆえなのでしょうね。
聴くにあたっては、ヘッドホンを使用されることを強く推奨します。
本当に曲の世界に引き込まれますから…。

19:00〜

メインヒロインが、場を温めてくれます。冒頭のアカペラが、期待を否応なしに盛り上げてくれます。嫉妬は、焦燥感やまさしくジリジリ妬かれる感情の筈なのですが、ここでは、情熱と甘さを感じさせる。
実は次の曲は、当初まであまり好きになれなかった曲でした。
Remixを聴いていると不思議と呑んでもいないのに酔っているような気がして、歌声が心地よく響いてきました。後日、公式オリジナルを聴いたのですが、夏らしくていい曲じゃないか!と評価がすっかり変わりました。
この曲が好きな方々とアイドルに謝ります。ごめんなさい。

20:00〜

一番、意外性に飛んでいた時間帯の作品でした。まず、最初のあの曲は、こんなにシックに変わるものかと驚きました。
ただ、曲の持っている切迫感は、完全になくなったわけでなく、心地よい脈を打っています。
そして、二曲目の静けさと吐息に一気に引き込まれました。陽炎のようにただよう声が、一気に集約されて目の前に具現化するかの様な印象を持ちました。
迷いが一気に吹っ切れて進んでいく姿が目に浮かびます。

21:00〜

最初の曲は、伊織が歌っているのですが、素直に且つ楽しげに歌っている姿が目に浮かびます。新堂さんが、伊織の楽しそうな姿に涙しながら、どこかでお酒をしみじみ飲んでいる姿も想像できました。
そして、二曲目ですが、最初の曲との差に引き込まれます。どことなくたどたどしい歌い方ですが、不思議と妖艶さも感じさせます。
また、そのたどたどしさゆえか、感情が詰めに詰め込んで歌っているようにも思えました。
三曲目は、二曲目を優しく支えているようにも感じられます。二曲目と三曲目の歌い手が交代しているから尚更、そう感じたのかもしれません。
ラストは、我らが千早!本当に千早がノビノビと且つ楽しげに歌っているように感じます。ベースソロにノって千早がで踊っている姿が目に浮かびます。そして、ラストでコーラス隊が(アドリブのように)入ってきます。このライブ感覚が堪らない!

22:00〜

あの曲をバラードで且つ律子が歌い上げます。ピアノと律子の伸びる声そして歌詞。
情感がこもっていて、思わず、空を見上げてざるを得なくなりました。グットきました・・・・。
すごい歌声が響くのですよ…耳や心に。この曲たちの中で、玲瓏という言葉が一番あっていると思います。
そして、ラストは美希で、あの曲を歌い上げてくれます。精一杯さがまず、伝わってきました。
声の伸びが、心からの美希の叫びのようにも思えます。
切ない曲のはずなのに、何故か何故か甘さを感じました。


非常に濃密な3時間を過ごさせていただきました。
本企画に参加させて頂いたものの、私が本企画にどこまで貢献出来たか分かりません。
ニコマスP(企画Pの名前は分からないままでした)と見る側のブログ(限定的でしたが)との協働は、まだ色々と試行錯誤が必要なのでしょう。
しかし、一つの企画の形式としては、参加させて頂いたから言えることなのかもしれませんが、とても面白いものだと思いましたし、現に楽しませていただきました。
最後に企画P及びお誘いくださったP、そして色々協働させて頂いた皆様に心から御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

最後にこのブログきっかけに@Club Nights作品を聴いて頂ければ、幸いです。
posted by 桐野彰 at 21:14| Comment(3) | TrackBack(0) | The IDOLM@STER Club Nights
この記事へのコメント
一文字で表すと「冴」なんてねw
リゾラって、背伸び感があるんですよね。
今回のはちょっとだけリゾラの背丈に
伊織が合ってた感じがしました。
曲自体はもっと背伸びしなきゃ
あわないはずなのに、なんででしょうね。
そういう不思議さがあります。

明日には記事あげたいっす。自分もw
Posted by cha73 at 2009年12月05日 22:13
>>桐野さま
伊織にあうあわないで思ったんですけど。

最初の一時間だけ持ち歌ですよね。
で、バカンスを楽しむ歌でもある。

最後の二人は別離の歌。

ライブの構成にもライブの総合プロデューサーの意図があるんでしょうが、
想像する楽しみが出来ました!
Posted by TomF at 2009年12月06日 00:35
cha73様
「冴」ですか・・・。
こちらのほうが、端的ですね。
我ながら、やや気取り過ぎて失敗したような気がします。

この作品の伊織は、自分を切磋琢磨して少し大人に近づいた様な気がします。ツンツンとしたあの余裕の無さが取れて丸くなったようにも思えました。

TomF様
19時台は、二曲とも持ち歌でしたね!
ライブの構成は、四季を意識したのかなと思いました。ただ、春夏秋冬の順番ではないでしょうが・・・・。
それにしても何度聴いても引き込まれます。
Posted by 桐野@運営者 at 2009年12月06日 19:14
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/34032089
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック