2009年08月30日

8月も終わり

今日で取りあえず、「2万PV以下限定名作アイマス動画」タグ付き作品の紹介は、終了させて頂こうと思います。
明日は、紹介させて頂いた作品を拝見しての総括的な事というか感想を書かせて頂く予定です。
当初、毎日「2万PV以下限定名作アイマス動画」タグ付き作品をと考えていました。しかし、毎日も出来なかった上にテーマから逸れる等、それを貫けなかったのが、やや悔やまれる次第。


マキュロP作

春香といえば、赤系の色のイメージがあると思いますが、青色をイメージに使った作品。
青と言えば、千早なのですが、千早の青は空。目指すべき蒼天の極みへといった私の中のイメージです。しかし、この作品の春香の青は、曲の雰囲気もあるでしょうが清涼感に溢れた青だと感じました。もしかしたら、千早の青は「蒼」でこの作品の春香の青こそ「青」なのかもしれませんね。
美しい春香でした。

柏城P作

使われている曲が、ちょっと切ない雰囲気なのですが、紙芝居形式で出てくるアイマスキャラとP等でシュールな味付けになってしまっています。
しかし、そうでありながら絵の作風から妙な味を感じさせます。和める所もちゃんとあると思います。
「さようなら」という言葉が、紙芝居とのギャップで何故か笑えて仕方有りませんでした。いい意味でひどかった。
それから、ののワさん!伊織の役を取らないで!

ツチノコP作

「I want you back」を David_Ruffinがカヴァーした楽曲を使った作品です。
全体の作りが曲の渋さに合わせて作られていると思います。
アイマスのU-15のメンバーが出てきます。
そういえば、U-15は、丁度、5人(真美を入れると6人、千早は、ゲーム開始前)でしたね。たまにカラーシーンが、入るのですが、良いアクセントになっていると感じました。
こういった韻を踏んだ作りは、それだけでも気持ちよくなれます。
たまに千早の年齢を+1〜2歳と勘違いする私には、ある意味、「はっ」とさせられる作品でした。

2009年08月29日

今日は・・・

8月29日は、菊池真の誕生日。
チハヤスキーと宣言している私ですが、その次が真です。(真が一番好きな方には申し訳ないですが)
72の次だからというわけではありません。一番視線が真っ直ぐなのが、真。千早のストイックさに情熱を足すと真になるような気がします。
真っ直ぐな熱意を持続させるだけの力を秘めた真の姿は、千早が静なら動の美しさといったところでしょうか。
ということで、いつものタグ付きの真作品2作を紹介させて頂きます。

あさひなP作

千早にも「たにむらちはや」といったようなタグ付き作品がありますが、真は「宇多田まこと」というタグが付けられています。
歌がスローテンポの為、ややリップシンクロに苦労を感じる作品ですが、衣装そしてダンスが曲のシックな雰囲気と融合しているように感じました。
真のパーソナルカラーといえば、黒なのですが、シックなダークブラウンもまた似合うのではと新しい感覚を与えてくれる作品です。
後半の曲の盛り上がりに合わせて出てくる真のカットインやバストアップがとても美しい。美しい真に見とれてしまいました。

baronP作

今まで見させて頂いたタグ付き作品の中で、どう解釈するか一番悩まされた作品です。まず、冒頭に出てくる施設が非常に重い。そして、曲がいやが上に不安感や緊張を高めます。その上、他に出てくる風景は、真のステージで踊る姿以外は、陰鬱なものばかりです。
しかし、そういった中で真は笑顔で踊っている。
恐らくこの作品は、人の心、行き場の無くなった人の心の風景なのではないかと思いました。真に対する私の好意もあるのでしょうが、彼女は、そういった風景の中の一つの光明若しくは希望に感じられました。

2009年08月27日

話題のストックがありません

ブログを毎日書いていると、たまに前にも書いたことを書いてしまいそうになります。(現実に書いてしまっていますが)
特に紹介の前フリで書いているここでダブることが多いこと多いこと、これを書こうと決めて書いたら、前と同じ事で「ぎゃおおおおおおおおおん!」とアップ直前で書き直す日々。ストックがないのが、何とも辛いところでございます。
だったら、新しい作品やインパクトある作品を紹介すればいいのですが。しかし、それだと紛いなりにやってきたタグ縛り紹介にて紹介させて頂いた作品が霞んでしまうかもなんぞと思っている次第。
何とも痛し痒しでございます。・・・・ふぅ、やっと痛し痒しを使うことが出来ました。一度使ってみたかったのですよこの言葉。
何故って何か賢そうな響きを持っているから。ガナハー!!

どうでもいいグダグダ話の後は、素敵な作品の紹介です。

ゆうゆうP作

春香さんと閣下の時の印象に最もギャップを感じさせてくれた作品です。こういった曲は、本当に春香に似合うと思います。その次は、弾けた雪歩ではないでしょうか。フォントの使い方が曲にあって春香さんの振り付けを盛り上げてくれます。特に面白かったのが、「ラブレターの書き方」を歌詞に合わせて春香が実践するところ。ラブレターの文面がアップで流れるのですが、非常にインパクトある一言が書かれています。春香らしいというより、閣下らしいなぁ。細かいギミックに笑わせて頂きました。
そこにh・・・。あっ!春香さん、何も見ていませんよ・・・って、げぇ!閣下!

あかいしP作

伊織の手書き作品を見るのですが、どの作品も実に可愛らしく伊織の性格を表情だけで表現出来ているなぁと感心しながら拝見させて頂いております。
そんな作品の一つです。前髪を下ろした手書き伊織の見られるのは、この作品だけかもしれない。じっとPの仕事ぶりを見ている伊織を微笑ましく見ていた小鳥さんも何気に可愛かったりします。
温かい作品の一つなので、是非、どうぞ。

寿限無P作

「ヤンマーニ」の方が、すっかり有名になってしまってますが、この曲も良い曲です。千早のネタバレコミュとダンスが使用されているのですが、コミュの使い方に時の流れを感じました。最初は、モノクロで過去を表現し、後半に入ってカラー化し、ダンスとコミュの時の流れが一つになったかのようです。
そして、印象的だったのが、一番と二番で衣装に変化が生じたところ。青い鳥が羽を開き羽ばたいていくようでした。脇を固める真と美希(覚醒)も千早の長髪とのコントラストが効いて美しいです。

2009年08月25日

不条理

何故か春香EDに関する作品二作を選んでしまった。
ふと思ったのですが、ゲームは、ある一つの終わりに向けられてストーリーが進んでいくので、「A」という趣旨で選択肢を選んだとしても、相手は「A」とは解釈せず用意された結論に進んでしまう。その上、「A」を選んだ趣旨を相手に説明し間違った解釈であると説明すら当然ながら出来ない。選択肢が出ない限りそれを修正する事は不可能。そこでよく言われるところの「リセット」というのが出てくるでしょう。しかし、自分の記憶には、その意にそぐわなかった展開が残っているので、意にそぐわなかった結果に進んだ事実を「無かった事」にすることは出来ない。そう考えてみると、結論が既に用意され且つ選択した事につき修正が効かない分、ゲームの方が現実より不条理なのかもしれませんね。
等と誤解を生む表現をしてしまったので、相手に謝罪し説明して理解して貰えた際にふと思ったとさ。
〜おしまい〜

・・・・まあ、なんでも、いいですけれど。
この言葉も、9393並に汎用性があるかもしれない。
どうでもいい事の後は、素敵な作品の紹介。

オクラ山ため蔵P作

様々なPが春香ED後の作品を作ってこられましたが、この作品は、春香の視点でなく、春香のPだった男の視線で見ているかのように感じました。春香は、ブラウン管(やや古い表現ですが)の向こうで踊り多くの人達を感動させている。しかし、春香のPだった男は歌い踊る春香を見ていても感動してしない様な気がします。
曲のゆっくりとした流れやセピアに近い色が、春香の後ろにいるべきだったのか、こうして離れる事が正解だったのか。未だに迷い苛ついていることを暗示しているように感じました。
最後にモノクロでラストのコミュが流れます。もう一度、その時に戻ってしまったなら、春香のPだった男は同じ選択を選ぶ事が出来るでしょうか。
等と考えてさせられた作品でした。

P名不詳作(YOUTUBEから転載作品)

改変された春香ED作品です。こうあるべきだったとはいいませんが、こういったゴールとスタートが同じ場所にある終わり方でも良かったのではないかと思います。
しかも、歌っているのが春香さんという、劇場版アイドルマスターを見ていたような気になりました。春香のモノローグがグッときます。なぜこの曲かは、過去ログである程度答えとなる様な事を書かせて頂いているので、検索してみて下さい。
ただ、一言だけ。
「な に を し た」

少年P作

以前、少年Pの真作品を紹介させて頂いたのですが、その作品と同じく書かれている投稿者コメに惹かれました。
千早が春香とコンビを解消した後の、千早の心の風景と二人で歌い踊っていた時の記憶を表現した作品です。
千早の
「自分一人で歌えるけど」
という言葉に込めた千早の想いを感じ取ってみて下さい。
はるちはが好きだと見ていて不安になるかもしれませんが、大丈夫。
着地点は用意されています。

2009年08月24日

夏が過ぎてゆく

今年の夏はニコマスのイベントが恐ろしいくらい多くて追っかけられませんでした。
やはり、祭の参加のしやすさが、あれだけの多くの祭の原動力になっているのでしょうね。概ね求められるのは、祭の意図を汲んでタグロックをする事。あとは作者のリアルと技術次第。
そういった中でも異彩をはなっているのが、前にも触れされて頂いた「ネタ☆MAD」。ゲリラ的というのか同時多発的というのか、まさしくネタの絨毯爆撃。
ネタ☆MADのお陰でシネ☆MADをリアルタイムで見られなかったという。
そんな夏の思い出。

なまうにP作

こぶちは利いていませんが、ハモりが利いています。
高音パートと低音パートと分かれているのが、驚きです。
ゲーム画面で実際に二人のステージが実現するなら、この様になるのでしょうね。いつかゲーム作品の中で実現して頂きたいです。
特にラストの二人のバストアップが感動的でした。
投稿者コメや画像や音の美しさからなまうにPの苦労と熱意と愛情を感じます。
それなのに未だ、1万PV越えていないとは・・・・・。

deadblue238P作

非常に大人びた作風になっています。
この様なリズム重視の曲(落ち着いた曲ではありますが)だとエフェクトを結構、多めに使っている傾向が出ているように感じられます。
しかし、この作品では、比較的抑えられていてあずささんのダンスと曲のシンクロを楽しめる作りになっていると思います。色遣いが情熱的であり涼やかな感じなので、実にあずささんの誕生日の季節らしいに感じられました。
過ぎ去る夏の速さと同じあっという間の2分間。

椅子P作

「乙女な千早」です。
繰り言になってしまいますが、千早というと、シック・美しい・凛とした等のイメージが私の中で出来上がっています。
そんな硬直気味のイメージにぶち当たってくれたのがこの作品。
千早が使われているポップな曲の雰囲気や世界観に自然に存在しているようです。私には、とても新鮮に感じられました。
手書きの千早も演出で出てくるのですが、これまた上手い上に可愛いのですよね。後半に子犬を連れて歩く千早が出てくるのですが、実に年頃の女の子らしい。

2009年08月23日

夜話

先だってと同じくこの場を借りてですが、damehumanoid氏主催の「夏のニコマスチャット夜話」に参加させて頂き有り難うございました。
一見る専に過ぎない私ですが、様々なPのニコマスに対する熱意や考え方、姿勢などを興味深く伺う事が出来たのが収穫です。そして制作者側が見る側に求める事や見る姿勢というものにつき、考えされられた次第です。あまりコメを付ける事が無かったのですが、今後、「ティン!」と来たところには、積極的にコメを付けさせて頂こうと思います。

男坂P作

元は故セガサターン(後日PS版も発売)のオムニバス形式のゲーム「クロス探偵」のOPをアイマスキャラと車田キャラで再現した作品です。
非常にサムネが特徴的で色物作品かと思わせますが、実は結構、見入られる作品が多い。ガチ風でありながら、作品のあちこちに良い意味でひどいネタが、散りばめられしっとりフリーダムな仕上がりになっていると思います。
色々とコラやキャラの使い方が面白い上に再現度のレベルが高いと思います。タグから比較動画に行けるのでご確認下さい。
・・・・というのも、やや不親切なので下に比較版を紹介させて頂きます。


おっぺけP作

「やよ癒し」という言葉が、非常にマッチした作品だと思います。
使われている楽曲が、やよいに合っているので、見ていて非常に和める。
冒頭の閲覧者コメで「とにかくまず2:41まで見るんだ!」流れたのですが、同感です。
詳細は避けさせて頂きますが、実に良かった。
私としては、2:20以降からが本当に温もりある流れになっていると感じました。
やよいに癒されたい方は是非ご覧下さい。

(´;ω;`)ウッ…P作

いつもタグ検索でこの作品のサムネを見ているのに今日まで何で見なかったのかと悔やみました。
流れるコミュ画面に歌。そして、ラストの千早の笑顔。作品の流れが美しすぎて本当に言葉が浮かびません。千早が落ち着くべき居場所に落ち着き「仕合わせです」と言ってくれているようです。
アイマスキャラの笑顔は、本当に眩しい。

2009年08月22日

そろそろまとめます。

そろそろタグ縛りの紹介も今月末で終わるので、今まで見させて頂いた総合的な感想何ぞを8月最終日にアップ出来ればいいなぁと考えております。

Black-P作

閣下、以上。
やはり、半目といえば、春閣下だなぁと再認識させられました。
普通の春香だと曲の雰囲気に押されてしまうのでしょうが、流石、閣下。
見事に曲にマッチしております。スタイリッシュブラックな春閣下をご堪能下さい。

メカP作

色んな作品で使わせて頂いている言葉ですが、まず、シンクロが実に気持ちいい上に楽しい。歌声とメインのやよいとの間に違和感が、あるものの、シンクロの良さがその点を補っているような気がします。
ステージの切替え方、カットインの使い方。曲中盤の向日葵を背景にした3人の見せ方。そして、高速シンクロ。とにかく楽しい。
歌詞で「魔法をかけて」とあるのですが、振り付けも魔法をかけてを使っていたり、「犬もついてくる」で雪歩がおののくところ等、歌詞とキャラとの関連性まで考えられて作り込まれています。

観月P作

美しい千早、可愛い千早を見てきましたが、格好のいい千早というのは、この作品が初めてです。
千早のパンキッシュゴシックは、春香や雪歩と比較すると正直、何とかして欲しいと思っていました。しかし、この作品での千早のパンキッシュゴシックは、なかなか曲にあって格好いい。特に千早のダンスが、緩急がついて、非常に力強く感じられました。バックを固める春香と雪歩もまた格好いい。
観月Pの作品は、他の作品も含めて丁寧で隙がないように感じられます。

2009年08月21日

実験的(?)

今日は、実験的というべきかやや変わり種というべきか、面白いと感じた作品2作と千早ソロ作品。

ぼんごれP作

ゼビウスは、言うまでもなく知っていたのですが、タイニーゼビウスは、知りませんでした。しかも、PC6601すら知りません。
何せ最初に触ったパソコンがPC9801バリュースターだったので・・・・。色々検索したところ、喋るパソコンPC 6001 mkIIというハードを使って歌わせたそうです。ボーカロイドの先を行っていたと言っていいでしょうね。歌の経緯は、ちょっと分かりませんでした。歌い方が機械音なのに素朴雰囲気を持っている為か、妙な温もりを感じました。
「あの当時」の最先端と「今の最先端」を融合させた作品です。ドット絵がここまできたのかと感慨に浸れます。

かまぼこP作

動画作品ではなく、歌のみの作品。
小鳥さんと社長の「ID:[OL]」にm-floの「Come again」を乗せ2ステップ風(リズムのノリが二つ以上ある)に仕上げた作品です。
各々毛色の違う曲なのに、非常にしっくりしているように感じます。とてもテンポがいいので、体をリズム感ない癖に動かしたくなりました。
ただ、惜しむらくは、何らかの都合でフルでないのです。それでも、十分、楽しめる作品だと思います。

さとP作

「Christmas_for_you!」にて千早(ミンゴス)が、松田聖子さんの「PEARL-WHITE_EVE」をカバーした楽曲を使用した作品です。
確かこの作品の振り付けは、「青い鳥」をメインにしているかと思います。曲の雰囲気が真逆と言っていいのにも拘わらず違和感を感じません。
後半の雪の演出と敢えてぼやかす演出が、まさに冬といった雰囲気を作り出しているように感じました。そして、歌が終わったあとの余韻に心洗われます。

2009年08月19日

感慨

「2万PV以下限定名作アイマス動画その2」にて紹介させて頂いたコッポラP作の「tune the rainbow(ラーゼフォン)フルver.」が、今日気づいた時点ですが、2万PVを越え、既に同タグも何方かが外されたようです。
作者自身でもなければ、作者とも何の関係もない一見る専に過ぎませんが、曲自体も好きであるというのもあり、非常に嬉しかった。妙な話ですが、巣立った小鳥を見たかの様な気持ちです。
再生の質とか何だとか書いている癖に、気持ちの上ながら、2万PVを越えたことに、感慨を覚えざるを得ません。

遊太郎P・ h氏(イラスト)作

怪物王女のOP曲を使用した作品です。
鎖が動く音こそは、流石に入っていませんが、動きや火花を見ていると異様な機械音が聞こえてきそうです。
そういった中、踊る真というと私の感覚では、パンクロックのイメージなのですが、こういった曲も意外と合うと思いました。
原典の作品だと冒頭では、高速で怪物達が流れるのですが、こちらでは全部真になっているところに丁寧さを感じた次第です。
所々でh氏のイラストのカットインが、入るのですが、色遣いとCGの使い方が効果的だと思いました。
・・・・・さぁ、コメを動画化する作業に戻るんだ。

なべっちP作

所謂、エロゲソングとのコラボ作品です。
曲とのシンクロとして、振り付けを高速にする方法を用いておられます。曲のキビキビした雰囲気とやよいのメリハリの効いたダンスのシンクロが爽快感を感じさせます。
後半、チアガールの衣装に替わるのですが、替わってからのダンスとのシンクロが、異常の一言。見ている側がまるで励まされている様です。
素直に楽しめるPV作品の一つだと思います。

ゆきおんP作

アバの名曲を1980年にノーランズがカバーしたバージョンです。
まず、曲のタイトルが、「その後」の千早を彷彿とさせます。千早の「その後」をイメージさせる様な作品は、個人的に好きで堪らない。
歌詞も「その後」の千早なのですよ。「その前」の千早は、自分のうたう歌のみを愛していた様なのですが、この作品の「その後」の千早は、そうでない。
自分のうたう歌ではなく、歌そのものを愛して歌い踊っているのです。少なくとも私には、その様に映りました。
投稿者コメがまたいい。
「ちひゃーの喜ぶ顔が見たくて、この曲を選んだんだぜ。」
何とも格好いいじゃありませんか。

2009年08月18日

おんぶにだっこ

動画を紹介させて頂く為、リピート再生にて何回か作品を拝見させて頂いているのですが、どうしても細部に見落としが出てしまいます。
そういった際に助けられるのが、コメントです。私が気づかなかった作品の良い点を教えてくれる事があります。
例えば、8月14日付にて紹介させて頂いたレリヲPの作品に「2分19秒から20秒の春香〜」と書かせて頂いたのですが、その該当箇所にて
「ここの閣下がいい!」
というコメが流れました。
この作品では「春香」だろうコメに突っ込みを入れつつ、そのコメが流れた前後の箇所を巻き戻してみてもう一度見ると、他人の視点や感性を借りてではありますが、曲の雰囲気にあって確かに良かった。
私は、この作品を千早メインという視点で見ていた上に一瞬の事であった為、あのコメが流れなかったら、その箇所の良さに気づかないままだったかもしれません。

そんなおんぶにだっこな作品紹介。

REKKAP作

美希が千早を尊敬し且つ親友の関係にあるのは、アイマスを知っているなら概ね知られていると思うのですが、この作品の美希は、尊敬しそして千早を越えんと歌っている様に感じられました。
使われている歌は、雰囲気的に千早に合う曲だと私は感じたからです。特に印象的なのは、髪の色と同じく金色のスポットライトを使って美希を照らしているところです。
ちょっと妙な例えですが、上質なスパークリングワインを満たしたワイングラスの中で美希が歌い踊っているか様にも見えました。
あのマイペースでおっとりした美希が、凛とした姫として歌っている様に映ります。もし、七夕革命前の作品ですが、ステージがバックでなく夜空と月であって欲しかった思ってしまったのは贅沢な願望でしょうね。

みそP作

入れ替わり立ち替わりステージに立つ二人ですが、それは「今のところ」の状態でしょう。いずれ、どちらかがステージを去るか相対するか双子ユニットで二人一緒にステージに立つかを選択する時が来ると思います。
この作品では亜実真美は、相対する事を選択したことを表現したストーリー系PVです。使われている曲は、二人の選択に重くのしかかります。そして、重い雰囲気の中、二人は、「ある」約束をしました。
その約束とは・・・是非、ご自身の目でご確認下さい。


今日は、いつものタグでの千早メイン作品紹介は、お休みです。
あまりにもこの作品のサムネがよかったので・・・・ええ、釣られたんです。

12コP作

昨日、「かみなりむすめみき」を紹介させて頂いたのですが、このPの他作品を見ていたら、サムネに釣られました。
カリメロ風にアイマスキャラを手書きされているのですが、アイマスキャラの特徴を正確に掴んでいる。各々の正確が顔からにじみ出ている様に感じました。
しかも、サムネを見て頂いたとおり、どのキャラも可愛いのですよ。これが。文字が絵の雰囲気に合っていて凄い。

2009年08月17日

実質作品紹介のみ

有難くも頂いたコメントに「ティン!」とくるものがあったので、今日書こうと思ったものの、どうも上手くまとまらないので、いつになるか断言できませんが、まとまったら書こうと思います。
日ごろ使わない脳みそを使ったから、疲れたよ!ママン!
記事タイトルが、我ながら投げやりすぎた。
もう頭の中、カオスだから・・・・ちはやないね。

12コP作

恐らく小学生低学年の頃にこの様な挿絵の本を見たことが、誰しも一度はあるでしょう。ただ、私たちの世代だと「モチモチの木」になるでしょうが。
原典は斎藤 隆介氏(著) 滝平次郎氏(挿絵)の「かみなりむすめ」という絵本だそうです。
「かみなりむすめ」自体を読んだことないのですが、滝平次郎氏の作風をアイマスキャラにて忠実に再現できていると思います。
実際に切絵を作られたのか、CGを用いた切絵風なのかは、分かりませんが、とにかく凄いの一言。
さらにニコマスにとって必要不可欠と言っていい音楽が殆ど使われていないので、本を手で捲っているかのような錯覚に陥りました。

ワイルドランP作

はじめ人間ギャートルズのOPをアイマスオールスターでコラボした作品です。ちなみに私は、再放送若しくは再再放送で見たクチです。
ご覧頂いたとおり、アイマスオールスターなのですが、仕込まれたネタが、良い意味でひどい。さらによくよく見てみる実質は、「千早いじめ」。
最後の7秒だけにすべてをかけているような気がしないでもない。本当に9393って使い勝手がいいなぁ。

みそP作

前半で幼いころの千早イラストのカットインが、過去の悲しい物語を綴り、後半の盛り上がりで現れる今の千早の笑顔のカットインは、それを克服した千早を表現しているように感じられました。
笑顔が実に生き生きとしてまぶしい。日本語版の歌詞が、画面に浮かび上がるのですが、その浮かび上がらせ方が、曲と相まってステージ全体を盛り上げてくれます。
所謂、音ゲーの音楽は、なかなかいい曲があるとニコマスで発見し聞く都度、思います。

2009年08月16日

月曜日がこんにちは。

アイマスキャラの中の人をキャラとダブらせたりするネタが良くありますが、最近の作品で笑ってしまったのが、この作品。

中のP作

ノベマス「華麗なれぅ事務所」の作者が作られた作品です。
中村先生とミンゴスをアイマスキャラ風にするとこんな感じになるのでしょうね。
音源は、「itv教育」というインターネット放送内のコーナーでミンゴスがあるテーマで即興にて歌を歌うのですが、やり取りがいい意味でひどい。間もあったりして、下手なお笑い芸人のコントより、よっぽど面白かった。
「華麗なれぅ事務所」ももっと楽しめるので、「中のP」タグから是非、見てみるといいと思います。
この使用されている回は、中村先生がゲストだったようです。もう1回中村先生が、登場される回があるのですが、この回の歌が色々やばすぎる。
詳しくは、「itv教育」で検索しようね♪

今日は、手書き作品2作と恒例の千早メインPVを。
イコP作

随分、昔になりますが、浦沢直樹先生原作で「YAWARA!」というアニメがありました。私は、とうじあまり見ていなかったのですよ。
失礼ながら、画風が何となく好きになれなれませんでした。何分、あの様な丸い感じより、出淵裕先生の様な、シャープで中性的な作風の方が好きなので・・・。
私の嗜好は、ともかく「YAWARA!」のEDをトレースし、アイマスキャラを律子メインで再現したという力作です。
話が逸れますが、出淵先生のルーンマスカーが徳間の方で再開されたと最近知ったので、再び読み出してみようかと。角川から出た絶版になる以前の本がまだ部屋の何処かにあったはず。

h氏作

2828動画です。本当に絵が上手い。特に伊織の唇の表現が年齢を考えるとこういう表現は、不適切でしょうが、艶めかしい(紳士動画ではありません。見ている私が不純なだけです)。
伊織の困り顔や瞳を動かす演出が、秀逸。あと、Pが登場しますが、僅かなシーンながら伊織との接し方がこなれている様にも感じられました。本当の意味での紳士なPだと思います。
ただ、残念なのが、作品の実質は55秒ほどしかなく、残りの時間が社長のダンスになってしまっているところですね。それでも、本当に2828出来る作品です。
それにしても、高木社長愛されているなぁ・・・・・。

ねーよwwwP作

ニコマスで「 Bad_Apple!!」というと前回の「亡國覚醒カタルシス」と同じく春香(特に黒春香)のイメージがあります。しかし、歌詞をよく聴いてみるとPに会う以前の千早の方にダブるのですよね。家庭が居場所として機能せず、学校は自分を拒絶したの様に思っているからか、歌に縋り歌でもって他者や自分を拒絶した者を屈服させようと足掻いている千早の姿がある様な気がします。
そういった、自己に閉じこもった千早を端的に表現している様に思います。このままの展開でどの様に終わらせるのか、やや心配になりましたが、流石、ねーよwwwP。
上手くコミュを使って千早に手を差し伸べてくれました。

2009年08月15日

予定は未定

8月ももう半分過ぎてしまいました。7月のどこかで8月末まで「2万PV以下限定名作アイマス動画」タグ付き作品の紹介をさせて頂くと書かせて頂き、且つ、その次は「im@sclassic」タグ付きを等と書かせて頂いたのですが、そもそも自分にクラシックの知識が殆どない事に今更気づきました。クラシックは、なかなか難しいのですよね。指揮者によって曲の雰囲気が異なってくるわ、その曲の解釈もあったりとある種、学問のレベルになっている。到底、私の知識では追いつかないのですよ。また、そもそもタグに拘った作品紹介というか感想を書かせて頂くのは、かえって自分の視野を狭める事になりはしないかと思っている次第です。まだ、二週間ほどあるので、9月以降については、もう暫く考えようと思います。

リズモアP

所謂、パチスロで使われている「ドリスタ」という楽曲を使ったストーリー系PV作品です。
前半は、雪歩メインですが、とにかくダメキャラぶりで笑わせてくれます。しかも、穴を掘らずに開き直る新しい雪歩。雪歩にもニコマスでは、フヒ歩といった二次派生キャラが生まれていますが、此方は、ダメ歩(閲覧者コメより)なのでしょう。
後半は、春香(春閣下っぽい)のですが、曲の冒頭に妙な悪意が(笑)。
後半ですが、曲と殆ど関係ない展開になっているものの、出てくるキャラが立っていて面白い。
前半後半共に細かいネタが仕込まれ、また、合間に出てくる二人のダンスもシンクロしていて楽しい作りになっていると思います。
釈放じゃなくて保釈なのね・・・・・。

ゆうゆうP作

ゆうゆうPが、KAKU-tail3にて発表した作品を単品としてアップされた作品です。
この曲といえば、ニコマスではすっかり春香(黒春香or春閣下)が定着していますが、そこを敢えて雪歩で挑戦しています。
パンチが効いている曲なので、雪歩では潰れると思ったのですが、イメージからと真逆な色の衣装を使い、さらにイメージからの白、しかも純白のウェディングドレスを交互に用いる事で、曲と雪歩をシンクロさせていると感じました。
春香との時とは違うエゴの美しさを見せていると思います。黒春香のエゴは、自分の想いがエゴだと自覚しているけど、敢えてエゴに入り込んだ感じで、この作品での黒雪歩は、自分の想いがエゴであるという自覚がなく、ある種、自分に忠実な感じがします。
禍々しいのに何故か美しい。春香が「赤と黒」なら、雪歩は、「黒と白」。ふとある国旗を思いだしたのですが、赤、白、黒の3色は使い方によって強烈なインパクトを生みだしますね。

koetakaP作

20選にてIDOLCOMBAT SP 偽OP 「天使になりたい」を選ばせて頂きましたが、それ以前の作品です。歌い踊るアイドルこそは、出ません。しかし、美しいストライくっイグールという蒼い鳥が空を舞います。あの作品を見た後にこれを見ると、月下祭は、DOLCOMBATのキャラソンでしたといわれても違和感を感じません。
見ていて終始鳥肌が立ちっぱなし。プレイ画面の見せ方も秀逸ですが、シュトリゴン隊の曲に合わせての見せ方がまた熱い。後半からラストへの一気呵成にたたみ掛ける展開とシャンデリアから脱出してからの動と静の差が心地よいです。

2009年08月14日

描いてみる。

chihaya3.jpg
絵を描きます等と言っておきながら、ここで公開したのは、未だ一回。何となくそれもどうかなと思い、千早をシャーペンで途中ながら描いてみました。どんな服でポーズにしようか決めていなかったので、取りあえず、ネクタイとシャツらしきものを描いてみました。ラフタイムスクールの衣装が好きなのですよ・・・ええ。

少年P作

まず、投稿者コメントに共感しました。少年Pの言葉を引用させて頂きます。
『「いい曲とそれを歌ってくれる真がいる」それ以外何もいらないと思います。』
Pならば、再生数は確かに気になるでしょう。しかし、結局はそういった事が大切な事だと思います。
この作品の中で「歌う」真を見て頂きたい。と真を照らすステンドグラスの明かり、リップとダンスのシンクロ、バストアップを用いた演出。派手な演出は、何一つありません。ただ真が光の中で「歌っている」その点で貫徹され且つ完成された作品。
なぜこの作品を今になって知ったのか、もっと早く知っていれば、20選に間違いなく入れていました。色んな意味でこの作品を知るのが、遅すぎた。悔やまれる。真が「歌っている」ことでは、最高峰の作品と言っていいと思います。
ちょっと傲慢な表現ですが、真が好きなら言うに及ばずニコマスが好きならば、絶対一度は見ておくべき作品の一つと言わせて頂きます。

守屋観七P作

この衣装で日本刀を腰に付け半目若しくは半目のみというのが、私の中での「春閣下」なのですが、衣装は春閣下定番なのですが、半目じゃない。
・・・・白春閣下と称するべきなのでしょうか?この作品の春香は、非常に笑顔が眩しい。リップやダンスが曲にシンクロしている上に所々に演出を仕込む等芸が細かい。
あからさまにあの4文字を見せずにちらっと見える程度にしているところが面白いと思います。ラストの止め絵が、一見すると可愛い春香なのですが、手をハートの形に作ったとはいえ、中には地球があるところに意味の深さを感じます。
この作品を見ていると、何故か春閣下に世界を任せても大丈夫じゃないかと思ってしまう・・・・もしかして、私、愚民!?

レリヲP作

使われている曲が、個人的に好きな曲だったので選んだというのもありますが、曲の緩急と振り付けの緩急が本当に自然。
七夕革命以前は、曲とダンス・リップのシンクロが、勝負のしどころである事を再確認させられた作品の一つです。
千早メインということで、上げさせて頂いたのですが、特に印象的だったのは春香でした。2分19秒から20秒の春香の見せ方が実に思わせぶりなのです。帽子で目が隠れたかと思うと、目を瞑り微笑む表情が現れる。その表情が実に儚く且つ美しく映りました。
後半の間奏からラストまでたたみ掛ける様な緩急のある演出が心を打ちます。それから、文字消しも演出の一つとしているところに丁寧な作りに努められている事を感じさせます。

2009年08月13日

再生数

前に書いた趣旨と矛盾するので、「皮肉」という作品につき書かせていただいた事を改めます。やはりPの方々がPV数が気にされるのは、表現者として当然の事だと思います。勿論、私もブログ何ぞを使ってああだこうだと書いているので、どれくらいの方が読んで下さっているのか気になります。

しかし、再生数の中で、分からない事があると思います。その1回の再生数は、最後まで作品を見た上での再生数としてカウントされたものなのか。極端な話、ピンボンダッシュの様に再生ボタンだけ押して別のアドレスに行ってしまえば、作品が碌に見られることなく1回とカウントされる事になります。例え50万PVとたたき出したとしても、その内、最後まで見られた再生数の割合なんてものは、私たちに分かりません。
もっとも、再生ボタンを押してカウントされる仕様である事が前提になりますが。

もっと具体的にいうと、「週刊アイドルマスターランキング」で某Pのある作品がしょっちゅうランキングに掲載されますが、作品自体のそのものの評価は、ともかく、PV数の質は、他作品のそれと比較すると荒らしに近い再生数が多いでしょう。

極端な例を上げさせていただきましたが、作る側が過度にPV数を気にするのは、営利でもないのに変な義務感で疲れて創作意欲を失う事になると思います。

それに作品に対する評価に絶対的基準なんてものは、存在しません。飽くまでも相対的です。Pのサムネや使う楽曲のセンス若しくはブログや過去の作品から推察されるP自身のキャラに対する思いが、見る側の波長が合うか合わないかの問題に帰着せざるを得ないのです。だとしたら、思うままに創作される方が、私個人は、精神衛生上楽だと思います。

最後に話が逸れてしまいますが、そういった事を傲慢という考え方もあるかと思います。しかし、開き直り気味に言ってしまえば、あらゆる表現行為には程度の差はあれ、傲慢性を有していると考えます。自分の主観的な思いや考え方若しくは技術を他人に「見せつけている」のですから。
・・・・何となく現在、自分のやっている事を自己否定してしまっている様な気がしないでもない。

わけの分からない事を書きましたが、以下はいつもの通りです。

まんまP作

映画「レクイエム・フォー・ドリーム」のBGMを使った作品ですが、コミュ画像をメインにしているのに何故か無駄に奥行きのある仕上がりになっています。
目の色が変わる演出が、実に思わせぶりです。春香のプロデュース如何によっては、世界が破滅しかねない雰囲気になっているのですが。
タイトルに「劇場版アイドルマスター予告」と銘打っていますが、ここではゲーム内で語られなかったもう一つの春香TUTE・RNDが待っているのでしょう。
劇場版某エヴァより気になります。

G様P作

前にて紹介させていただいた直後にこの作品を見たのですが、ひょっとかしたら「よい方向」で覚醒した春香は、きっとこんな感じになるんだろうなと思ってしまいました。
冒頭に出てくる春香のアップと瞳の輝きが、前に書かせていただいた春香の意思の強さを表現しておられる様で「ティン!」ときました。
スパロボ風に言えば、「真・天海春香」といったところでしょうか。
何気に両脇を固める雪歩や美希(覚醒)は、アイマスメンバーの中で比較的変化の激しいと思っているので、二人とも覚醒したのかとストーリー性を感じます。
ただ、個人的に残念に思ったのは、後半の途中で元になったアニメのシーンが入っているところでした。最後までずっと3人の踊る姿を見ていたかった。
ただ、髪のシャギーや唇、そして、代名詞と言っていい瞳の輝きは本当にキャラを生き生きとさせていると思います。
ちなみに同じ曲でアップしているので、厳密に言えば、再アップになる上、前のものが2万PVを越えていますが、リミックス版の上、歌い手さんが違うなど異なる点があるので、別の作品という評価をさせていただきました。

佐渡ヶ島P作

投稿者コメによると、この作品がご自身で初めてキャプチャされた素材を使用されたとの事です。文字の演出も作風にあっていて自然。やや大げさに言うとあるべき所に入っているなと思いました。
曲の雰囲気とモノクロが相まって、実に無駄のないシックな仕上がりになっている様に感じました。千早のバストアップメインとなっている為、千早の細かい表情の動きを堪能出来ると思います。
モノクロなのですが、千早の笑顔が輝いている。とにかくこの作品の千早も美しい。

2009年08月12日

一日空いてしまいましたが

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千早がナナちゃん人形の下で待ち合わせです(違)。
折角なので、見上げさせてみました。

・・・・去年の引っ越しで放置していた段ボールを空けてみたらあの様な物が出てきたので、やってみた。反省していない。

安息香P作

見た目は男装の麗人だけど本当は乙女でありたいといった真の心理をポップに表現している作品だと思います。
特に印象的だった箇所は、春香・千早・あずささんが代わる代わる背景で踊る中、複雑な心境をかいま見せる真の表情でした。
恐らく真にとって春香・千早・あずささんは「女性らしい女性」に映り、そういった彼女たちに対する真の憧れや妬みといったものが、あのシーンの中に込められていると思います。そして、曲のサビの前でキャラじゃないとか言われますが、なりたい自分になると言った真の意志の強さが曲のサビと真の振り付けで垣間見る事が出来ました。

ひわP(仮)作

恐らくソフトを使って手描かれたされた作品だと思いますが、クレパス風な主線と柔らかな色遣いそしてそれにあったポップな画風で温かみのある作品です。
ストーリー展開は、伊織とバレンタインとくれば、ああになるだろうと、ある種、お約束な所がありますが、ダイアナ・ロスの名曲「Baby・Lave」が、2828ぶりを盛り上げてくれる。
個人的には、伊織が冒頭メッセージカード(?)を読んでいる内に照れくさくなり丸めて捨ててしまうのですが、最後でその複線の回収の仕方が綺麗にまとめられていると思います。

AerieP作

「黒薔薇の刻を〜The 3rd Night」の単独作品。カーペンターズの名曲「CLOSE TO YOU」をAreareaという日本人グループがカヴァーした楽曲を使用したコラボPVです。
もしかしたら、私だけかもしれませんが、何となく歌声が千早・・・どちらかというと中の人に近い様な気がしましたが、過去に紹介させていただいたある作品と同じく千早が海外で英語の歌を歌うとこんな感じになるのかなと思った作品の一つです。その様に歌声が、聴こえる為か、リップや振り付けが曲に本当に合っている様に感じました。高画質ということや衣装もあるのかもしれませんが、千早がステージの中で淡く光を発している様に見えるのです。
ステージの雰囲気を相まって実に幻想的な仕上がりになっていると思います。ラストで千早のアップが出るのですが、本当に美しい。「可愛い千早」よりも「美しい千早」が好きな私には堪りません(勿論、可愛い千早も好きですよ)。

2009年08月10日

求められる事

kyouyou.jpg

ご挨拶にも書かせて頂いたとおりの事をする為、上に添付させていただいたとおり教養講座の台本的な物をワードで打ち込んでいます。もっとも殆どの箇所は、都合上、見えない様に加工したので、アップしてもあまり意味がありませんが。教養講座は、PV、ノベマス、架空戦記等と異なり、取り上げる話題を正確に且つ短時間で分かりやすくという条件が付くと思うので、苦労しています。

ワードを打ち込んでいて何の脈絡もなく感じたのですが、見て頂くというのは、信頼関係を構築する作業と同じ様な気がするのです。この言葉を使って良いのか分かりませんが、例えば、「わかむらブランド」という言葉。
このPの作品なら「良作だろう」から安心して見られる。アンチもわざわざ動画にコメントを付けさせるだけの力があると評価されているからこそ出てくる言葉だと思います。余談ですが、私個人、アンチでわざわざコメントをつける奴は、非常に頭の悪い奴だと思っています。何故なら、コメントを付ける事は、再生数を増やしそのPの作品をピックアップを間接的に助けているからです。無視か適当な理由を見つけ通報すればいいのに敢えて再生ボタンを押すわけですから、頭が悪い。

話を元に戻させて頂きます。あの様な言葉は、やはり、一定の水準若しくはそれ以上の作品を継続的に作っているからこそ生まれる評価であると考えます。先に書かせていただいたように作品を作りアップするという事は、見る側とアップする側との間で信頼関係を構築する作業だと思います。

そこで私を顧みれば、そもそも何もアップしておらず、せいぜい週一で生主とニコマス紹介ブログを1ヶ月前から始めただけの人間です。信頼関係以前の問題です。もっとも、誰しもゼロからのスタートではありますが。
やはり、作る側に求められる事とは、作品に対し誠実且つ真摯に向き合う事と見る側に対して誠実である事なのでしょう。そして、教養講座でいう「誠実さ、真摯さ」とは、正確に見る側に情報を分かりやすく伝えさせていただく事だと思います。
多分、こういう事は、分かり切った事だし、常識の部類にはいるのでしょうね。


なっこぅP作

前回、ぴっかりPのみの作品でしたが、別のPの作品でサクラの楽曲を使った作品を紹介させて頂きます。
真がメルでやよいがシーの立ち位置でしょうね。髪型や声の質から察すると。
そして、非常に特徴的なのが、歌詞の表示の仕方です。色が若干明るいですが、台詞枠のデザインを忠実に使っています。
しかも、キャラの立ち絵がちゃんと表示されるという細かさ。シャノワールの舞台で真とやよいが歌っているかのようです。


トカチP作

律子のコミュメインのコラボPV作品です。
律子は、アイドルランクがアップするにつれ、自分の立ち位置や方向性に対して神経質なりつつ進んで行くといった印象があります。
その点につき、この作品は律子の言葉と曲の雰囲気とのアンバランスでもって表現している様に思えました。
後半の曲に合わせての律子のアップが、Pとの距離が本当に近い事を感じさせます。

tloP作

千早は、年齢の割には大人びた雰囲気があると思っているのですが、特にゴシック・プリンセス・ナイト帽・金の腕輪・真珠のアンクルを身につけるとその大人びた雰囲気が際だつ様な気がします。
そして、選曲は、ジュディー・ガーランドの「Over the rainbow」。もう、どうしましょう。ひたすら魅入り聴き入るしかない。
あずささんが、真ん中当たりで参加するのですが、千早の海外公演にあずささんゲスト参加したのかなと想像の翼が羽ばたきます。

2009年08月08日

親和性

アイドルマスターとサクラ大戦(以下、サクラ)は、非常に親和性が高いと思っています。アイマスのコミュがサクラのアドベンチャーパートだったり、アイマスのレッスンやオーディションなどがサクラ の戦闘パートに該当するでしょう。
そして、キャラクターの性格設定の類似点が多い事、多い事。特に春香とさくら、律子と紅蘭は、その良い例ではないでしょうか。
もっともこの様な形式のシミュレーションゲームは、キャラ設定は類似する傾向があると思いますが、その点を考慮しても親和性は、他の作品群と比較すると高いと思います。
既に話題になっていますが、ぴっかりPの下記の作品が、公平先生がご自身の運営されるブログにて高評価の上、紹介しておられました。
公平先生のお立場を考えるとなかなか言いづらいでしょうが、その壁を越えて評価されている所に公平先生の寛容さとぴっかりPの丁寧な作品の作りに頭が下がります。
夏の歌謡ショウが懐かしい・・・・・。



ということで、今日は、例外的に一作品のみの紹介ですが、ぴっかりPの作品でサクラの楽曲を使用した「2万PV以下限定名作アイマス動画」のタグ付き作品を紹介させて頂きます。



使われている楽曲は、サクラ大戦VのED曲。
まず、冒頭で驚いたのが、巴里華撃団の戦闘服を着た美希・千早・律子・雪歩・亜美が線画ではありますが、藤島先生風に描かれた立ち絵が登場するところです。
巴里花組メンバーの雰囲気掴んでいるのですよこれが。曲の緩急に合わせてのダンスやキャラのイメージ等、違和感を感じません。
前半は、千早・律子・雪歩・亜美が踊り、そして後半で真打ち美希が登場、このキャラの見せ方と場面場面でのキャラの切替え、そしてメンバー全員登場で最高に盛り上がります。

2009年08月07日

迷いながらも

毎回紹介させて頂く作品は、今まで紹介させて頂こうかどうしようかいい意味で迷った作品です。迷った理由については、各作品の紹介文冒頭に書かせて頂きました。他の方にとっては、どうとないことかもしれませんが・・・・。


けるまP作

この作品は、7月29日にアップされた作品です。まだ、9日しか経っていないのに「2万PV以下限定名作アイマス動画」タグが付けられていたのを確認しました。
個人的に、比較的早い時期にこのタグを付けるのは、どうかなと思ってしまいます。何故なら、ある程度、時期が経過してしまって埋もれそうになった時にこそ、このタグの意味があると思っているからです。
もっとも、どれくらいの時期云々やタグを付けた人の意図云々と言ったなかなか判断しにくい要素が絡んでくるので何とも言えない面があると思いますが・・・・・。
ただ、この作品が、埋もれる事はないと私は思っています。伊織が一番好きな方は、絶対、この作品を見ておくべき。
さて、この作品についてです。伊織とうさちゃんの結びつきというのは、その期間、伊織の想い入れを見てみるとPが入り込む余地がないくらい濃厚なものだと思います。
しかし、伊織は、成長していく以上、いつか離別の時がくるでしょう。その離別をうさちゃんの視点で表現した作品です。うさちゃんの一つ一つの動き(動く事自体も驚き)が、物語を語ってくれています。
閲覧者コメの中に「なにあたりまえのことを言ってるんだろう」とありましたが、その通りです。しかし、この作品では、この当たり前の言葉が最も重く響いていると思います。
歌い踊る伊織の左腕からうさちゃんは離れます。もう一度、伊織と会う為に。

ekaoP作

この作品は、タイトルにある通り、再アップ版で再アップ前の作品は、既に2万PVを越えています。そういった再アップ作品で「2万PV以下限定名作アイマス動画」タグが付いている作品は、既にこのタグが必要ないのではないかと勝手に思っています。
ただ、より良い作品を見て頂きたいと思う投稿者の思いは、見ている側にとってとても嬉しい上に熱意や拘りを感じさせます。
その上、アップ主が、外国の方(話によると台湾人)で、且つ、再びアップされた作品となれば、そこまで思い入れた気持ちに敬意を表さずにいられません。
この作品は手描き作品です。あずささんが、とても美しく描かれています。そして「隣に・・・」をBGMに写真立てを抱きしめる姿と舞う羽に手を伸ばすあずささんの姿に心が震えました。
面識は、全くなかったのですが、某Pの事に思いを馳せてしまいました。

エムP作

この作品は、既に20選で紹介させて頂いた作品なので、もう一度、この作品をここで紹介するのは、我ながらどうだろうかと思っています。しかし、千早が一番好きであるなら、是非見て貰いたい作品であると思っているので、紹介させて頂きます。
この作品の千早は、Pに出会ってからの千早を表現した作品だと思っています。前にも書かせて頂いたのですが、Pに出会う前の千早は、歌の力で相手を屈服させようと思っている節がある様に思えます。よくゲームや物語で力に魅入られ、その力によって潰される者に私の中では、どこか似ているのです。恐らく千早の弟が千早の歌を誉めたのは、屈服したからでなく、自分の為に歌ってくれる事を感じたからでしょう。
Pに出会う事でそれを心の底から感じ取り、理解出来た。だからこそ、あの歌に千早の笑顔がシンクロしたのだと思います。歌の力でなく歌そのものを好きになれた千早が、この作品の中に存在していると思います。

2009年08月06日

ニコマスの懐の深さ

ニコマスの楽しさとはどこから来るのか考えてみたのですが、その回答は、昨年の8月末に行われたネタ☆MADにあるのかな等と思っています。
私はあの二日間は、出先のホテルで夜見ていたのですが、とにかく笑った笑った。馬鹿馬鹿しくて失笑しているのか、本当に可笑しくて笑ったのか分からないくらい楽しかった。
それを振り返り考えてみると、空気を読む能力は、必要だけど、「何でもあり」というところにその本質があるのではないかと感覚的ながら思います。例えば、コラボPVだけみても、演歌は言うに及ばず軍歌はあるわ、さらに架空戦記でアイドルが大暴れするわ、教養講座で語るわ、その上、エキプロを素材にした「北米版」、果てはアイドル分ゼロの疑似m@s、嘘字幕まであるという、とにかく懐が深い。その懐の深さぶりは、でんPの以下の作品が証明してくれていると思います。本当にカオスな作品群なのですが、楽しいのですよ。本当に。

でんP作




以下は、いつも通りの紹介です。

赤ペンP作

伊織、亜実、真美、美希といった同じ10代前半メンバーは、一桁くらいで既にテレビデビューしましたと言われると、何となく納得出来るのですが、やよいだけはその家庭環境もあるでしょうが別の印象を感じてしまいます。
そんな印象を持っているからか、やよいに「ルーキー」という言葉は、とても合うと思います。そして、とても初々しく感じられます。生活環境は、じり貧でどん底。ならば、あとは這い上がるだけ。この作品でコミュやダンスでやよいが見せる笑顔は目一杯生きている証だと思います。そして、頂点に昇っても初々しさはきっとやよいを輝かせると感じさせる作品です。


brookP作

Vocaloidの双子の歌う「ジェミニ(双子)」とアイマスの双子の亜実真美のコラボ作品です。さらに中の人も同じなのですよね。ある意味、完璧な作品と言っていいでしょう。
個人的にこの曲は、摩天楼輝く摩天楼の夜にも合うと思いますし、また、逆に満点の星空にも非常に合う曲だと思うので、夜景と夜空の使い方が絶妙だと感じました。普段、元気に満ち満ちている亜実真美が、やや大人びたしっとりとしたイメージで表現されているのが印象的です。曲自体が、切なさを秘めている分、尚更です。
ニコマス民もボカマス民両方が、唸る作品だと思います。このレベルで処女作なんて思えません。


定家P作

765プロオールスターの作品を見るなら、この作品を個人的には外すべきでないと思います。とにかく軽快でとにかく楽しい。文句なく楽しめると思いますので、とにかく見て下さい!
これ以上、言葉が思いつきません。